ふーやんのマレー語、インドネシア語言語考察

インドネシア語学習者からみたマレー語との違いについてコメントしていきます。。

マレー語で話すとみんなが喜ぶ

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マレー語を使うとマレーシア人の反応が面白い

マレーシアでもクアラルンプール周辺の都市部では、ビジネスではもちろん、日常会話でも英語が使わている。

特に外国人の多いクアラルンプールの中心部では、タクシーの乗ったり、買い物に行ったり、役所に行ったりとか、日常生活の中では、コミュニケーションはほぼ英語の世界である。

したがって、当地では、小生もブロークンな英語で話しはじめるのだが、なにせこちらは、インドネシアから移ってきたばかり、ぽろっとインドネシア語が出てしまう。

とたんに相手から、にやりと” Boleh cakap Bahasa Melayu?”(マレー語がしゃべれるの?)と聞かれることになる。
反射的に"Iya SIkit sikit"(ええ、少しだけ)と返すと
"Kenapa anda boleh bercakap Bahasa Melayu"(どうしてマレー語がしゃべれるの?)とすかさず質問がとんでくる
"Sebab saya belajar Bahasa Melayu"(マレーシア語勉強しているから)とかっこつけると話がどんどん発展して、収集がつかなくなることがしばしば。

特に、マレー系マレーシア人だと、マレー語を話すと相手に好印象を持たれることは間違いない。ただ、相手が中国系、インド系の場合は相手によってさらっと話を流される場合と、それなりに食いついてくる場合と微妙ではあるが、まあ、悪印象を持たれることはない。

インドネシアではインドネシア語が国語として定着

一方、インドネシアでは、標準日常会話はインドネシア語なので、多少日本人がインドネシア語を話しても、まあ、それほどインパクトを与えることはない。

インドネシアでは、インドネシア語が国語、公用語として小学校から教育されるので、インドネシア全国でインドネシア語は通用する。地方では、ジャワ人はジャワ語、スンダ人はスンダ語、バリ人はバリ語などと各地方ごとに独自の言語も使っているが、一方で、標準インドネシア語は、すべてのインドネシア人が、読み、書き、話すことができる。

マレーシアでは、マレー語が国語であるが英語とのバランスがむずかしい。

マレーシアでは、マレー語が国語であるが、英語、中国語、ヒンディー語公用語となっている。小学校からそれぞれの民族がマレー人学校、中国人学校、インド人学校にでスタートするため、マレー語の習熟度はマレー人以外はまちまちだ。

子供は学校でマレー語の授業があるが、マレー系以外の親だと子供の質問に答えられないことも普通にあるようだ。

マレーシアでは、これまでの歴史の変遷の中で、国の発展のためには英語教育が必要ということで英語教育に力を注ぐと、マレー語能力が低下する。民族意識高揚のためマレー語教育に力を注ぐと、英語能力が低下するということで、歴代政府はジレンマを抱えてきた。このため年代によって得意とする言語が異なる結果となっている。

マレーシアに住む日本人はみなさん英語を使って生活されており、マレーシア語をしゃべる日本人にと会ったのははじめてだとよく言われる。最初は、私もほかの皆さんのように英語を勉強しようと思ったのだが、マレー語をしゃべるとマレーシア人に喜んでにいただけるので、ただこのシンプルな動機のみで、この際、まずはマレー語をきわめてやろうと、思っているところだ。