使い方に気を付けたいマレー語の単語(3)
Kemalangan berlaku di Jalan raya(クマラガン ブルラク ディ ジャラン ラヤ :
幹線道路で交通事故が発生した)
Malangは、マレー語、インドネシア語とも、不運な/不幸なという意味するが、Kemalangan(クマラガン)と名詞化すると、マレー語では交通事故をという意味になるのでインドネシア語学習者は要注意だ。
インドネシア語で交通事故は、Kecelakaan(クチュラカアン)だ。
Berlaku(ブルラク)は、マレー語では発生するという意味だが、インドネシア語では、有効である/発効するといった意味なので、交通事故が起きたといったような場面には使われない。
掲題の文章は、インドネシア語では、Kecelakaan terjadi di jalan raya.(クチュラカアントゥルジャディ ディ ジャラン ラヤ:幹線道路で交通事故が発生した)と表現される。
Kereta melanggar motorsikal(クレタ ムランガル モトルシカル:自動車がバイクに衝突した)
インドネシア語学習にとっては、電車が、バイクに違反するといった意味になるので、文章として理解できない。
Kereta(クレタ)は、マレー語では、自動車を意味する。電車はKereta Apiだ。
インドネシア語では、Kereta Apiでも、短縮してKeretaと言っても電車を意味する。
Melanggar(ムランガル)は、マレー語では、~へ衝突するという意味だが、インドネシア語では、一般的には、~に違反するといった意味になる。
自動車が衝突する場合は、TabraKが使われる。
バイクは、マレー語では、Motorsikal(モトル シカル)で、英語から取り入れられている。
一方、インドネシア語では、Sepeda Motor(スペダ モトル)だ。やはり、Motorはオランダ語から入っているとおもわれる。
掲題の文章は、インドネシア語では、Mobil menabrak sepeda motor(モビル ムナブラック スペダモトル:自動車が自転車に衝突する)と表現される。